保険見直し 2026.1.29

ペット保険の加入率は?増加している理由や必要性を解説

ペット保険の加入率は、日本ではまだ高いとはいえませんが、近年は少しずつ増加しています。医療技術の進歩による治療費の高額化や、ペットを家族の一員として考える飼い主の増加などを背景に、万が一に備える意識が高まっているためです。

本記事では、ペット保険の加入率の現状を踏まえ、加入者が増えている理由や、なぜ今ペット保険が必要とされているのかをわかりやすく解説します。

ペット保険の加入率はどれくらい?

一般社団法人ペットフード協会が行った「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」によると、日本における犬の飼育頭数は約682.0万頭、猫の飼育頭数は約884.7万頭で、合計約1,566.7万頭とされています。

ペット保険の加入率について公的な統計はありませんが、民間調査などでは約20%とされており、およそ5頭に1頭がペット保険に加入している計算です。

日本の加入率は欧米諸国と比べるとまだ低水準ですが、ペットの高齢化や医療費の上昇などを背景に、今後も加入者は徐々に増えていくと考えられています。

参考:一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」

ペット保険の加入率が高まっている理由

近年、ペット保険を契約したり加入を検討したりする人は、緩やかに増えています。その背景には、飼い主の意識の変化に加え、情報環境やペットを取り巻く社会的な環境の変化があります。

ここでは、加入が広がっている主な理由をみていきましょう。

ペット保険の認知度が高まっている

ペット保険の加入率が高まっている理由のひとつに、ペット保険の認知度向上があります。

インターネットやSNSの普及により、ペット保険の存在や仕組みが以前よりも広く知られるようになりました。保険会社の公式サイトや比較サイト、実際に加入している飼い主の体験談など、多様な情報に触れやすくなったことで、ペット保険を身近な選択肢として捉える人が増えています。

特に治療費の実例や「保険に入っていて助かった」などの体験が共有されることで、未加入時の金銭的リスクを具体的にイメージしやすくなりました。その結果、飼い始めの段階から保険加入を検討する飼い主も増えている状況です。

ペットを家族の一員として迎える家庭が増えている

ペットを家族の一員として迎える意識が広がっていることも、加入率上昇の大きな要因です。家族として長く一緒に暮らす存在だからこそ、健康管理や病気への備えに対する関心が高まっています。

人と同じように、病気やケガをした際に十分な治療を受けさせたいと考える飼い主が増え、その手段のひとつとしてペット保険が選ばれるようになりました。

高額な医療費を理由に治療をためらう状況を避けたいという思いが、保険加入を後押ししています。

ペットの高齢化にともない病気のリスクが高まっている

医療技術や飼育環境の向上により、ペットの寿命は年々延びています。一方で、高齢になるほど慢性疾患や通院・手術の機会が増え、医療費の負担も大きくなりがちです。

若いころは健康でも、シニア期に入ってから医療費が急増するケースは少なくありません。こうした背景から、将来の医療費に備える必要性を感じ、早い段階でペット保険に加入する飼い主が増えています。

高齢期の安心材料として、ペット保険の重要性が再認識されているといえるでしょう。

「ペット保険の加入を検討しているが、どの保険が良いかわからない」という方には、「auマネープラン相談」の利用がおすすめです。ファイナンシャルプランナーが、お客さまの希望に沿った保険選びをサポートします。

ペット保険の加入がおすすめな理由

ペット保険は、病気やケガといった万一の事態に備え、治療費の負担を軽減しながら納得のいく医療を受けるための手段です。経済的な不安を減らし、飼い主とペット双方に安心をもたらします。

ここでは、ペット保険の加入がおすすめな理由を解説します。

治療費が高額化している

近年の動物医療は大きく進歩しており、CTやMRI検査、専門的な手術など、人の医療と同等レベルの治療を受けられるケースも増えています。

その一方で、検査や手術にかかる費用は高額になりやすく、数十万円単位の治療費が発生することも珍しくありません。ペットには公的な医療保険がないため、保険に入っていない場合は全額が自己負担となります。

ペット保険に加入していれば、こうした高額な医療費の一部が補償され、突然の出費による家計への影響を抑えられるでしょう。

治療の選択肢が広がる

治療費の負担が大きいと、「費用の問題で治療を諦める」「最低限の処置にとどめる」といった選択を迫られることがあります。

ペット保険に加入していれば、自己負担額を抑えられるため、費用面を理由に治療の幅を狭めずに済むでしょう。獣医師と十分に相談しながら、ペットの状態に合った治療法を選びやすくなる点は大きなメリットです。その結果、ペットにとって最善の医療を受けさせやすくなります。

早期治療につながる

治療費への不安があると、「もう少し様子を見よう」と受診を先延ばしにしてしまうことがあります。しかし、病気やケガは早期に発見・治療するほど、治療期間が短く済み、費用を抑えられるケースが多いといえるでしょう。

ペット保険に加入していれば、費用を理由に受診をためらうことが減り、異変に気づいた段階で動物病院を受診しやすくなります。結果として、症状の悪化を防ぐとともに、ペットの負担を軽減することにもつながるでしょう。

ペット保険に加入する必要性は感じるものの、どの保険に入ればいいかわからない方もいるのではないでしょうか。ペットの種類によって起こりやすい病気は異なり、保険商品ごとに補償の範囲も変わります。そのため、検討中のペット保険が、飼っているペットに多い病気やケガを補償対象としているかを事前に確認しておくことが大切です。

保険選びに迷ったときは、無料で利用できる「auマネープラン相談」をご活用ください。保険のプロがペットの年齢や健康状態、これまでの病歴などを丁寧にお伺いし、予算や希望も踏まえたうえで、無理なく続けられる保険を提案します。初めての方でもわかりやすく、安心して検討できるサポートを提供するサービスです。

ペット保険に早めに加入する重要性

ペット保険の加入は必須ではありませんが、将来の病気やケガのリスクを考えると、早めに検討しておくことが重要です。加入時期によって、選べる保険や条件に大きな差が生まれます。

ここでは、早めに加入する重要性について詳しくみていきましょう。

加齢により選べる保険の選択肢が限られる

ペット保険に早めに加入したほうがよい理由のひとつは、加齢によって選べる保険が限られてくるためです。

多くのペット保険には、加入できる年齢の上限が設けられています。そのため、年齢を重ねるほど新規加入が難しくなり、選べる保険商品も少なくなっていきます。

若いうちであれば、補償内容や保険料の選択肢が豊富で、ペットに最善のプランを選びやすいのが特徴です。将来の安心を確保するためにも、比較的健康で年齢が若いうちから保険を検討するメリットは大きいといえるでしょう。

病歴によって加入条件が厳しくなる場合がある

ペット保険では、過去の病気や治療歴が加入の際の審査に影響することがあります。すでに持病がある場合、その病気が補償対象外となったり、場合によっては加入自体ができなかったりするケースもあるでしょう。

健康なうちに加入しておけば、今後かかる病気も補償対象になりやすく、幅広い補償を確保できます。病歴がない段階で検討することが、結果的に安心につながるでしょう。

ペットは予期せぬ病気やケガのリスクがある

ペットは日常生活の中で、突然体調を崩したり、思わぬ事故に遭ったりすることがあります。どれだけ気をつけていても、リスクを完全に避けることはできません。

こうした予測できない事態に備える手段として、ペット保険は有効です。早めに加入しておくことで、「もしも」のときにも慌てず対応でき、安心してペットとの生活を続けやすくなります。

安心してペットとの暮らしを続けるために、ペット保険の加入を検討し始める方も多いでしょう。その際は、専門家に無料で相談できる「auマネープラン相談」の利用がおすすめです。お客さまの都合のよい場所に出向き、ペットに適した保険についてアドバイスします。

ペット保険を選ぶポイント

ペット保険は、月々の保険料の安さだけで選ぶのではなく、補償内容や条件が自分のペットの特性に合っているかどうかを総合的に確認することが重要です。将来の医療費負担を見据え、必要な備えができる保険を選びましょう。

ここでは、ペット保険を選ぶいくつかのポイントを解説します。

ペットに多い病気が補償対象に含まれているか

ペットがかかりやすい病気は、犬種や猫種、体の大きさ、年齢などによって大きく異なります。代表的な例として、犬は体の大きさによってかかりやすい病気やリスクが異なります。一般的な傾向は、以下のとおりです。

犬の大きさ かかりやすい病気・リスク 特徴・注意点
小型犬 膝蓋骨脱臼
歯周病
気管虚脱
心臓病
骨や関節が弱く、段差や抱っこによる負担に注意
中型犬 皮膚疾患
外耳炎
股関節形成不全
アレルギー
活動量が多く、皮膚トラブルや関節への負担が出やすい
大型犬 股関節・肘関節疾患
胃拡張・胃捻転
腎臓病
心臓病
体重による関節への負担が大きい
年齢を重ねるにつれて慢性的な疾患のリスクも高まる

ペット保険を選ぶ際は、こうした「かかりやすい病気」が補償対象に含まれているかを必ず確認しましょう。

商品によっては、特定の病気が補償対象外となっていたり、保険金給付の回数制限や金額制限が厳しく設定されていたりする場合もあります。

加入前に約款や補償内容を確認し、自分のペットにとって必要な補償が十分かどうかを見極めることが大切です。

高額になりやすい医療費に備えられるか

ペットの医療費は、通院よりも手術や入院をともなう治療で一気に高額になる傾向があります。骨折の手術や腫瘍の摘出手術、精密検査を含む入院治療などでは、数十万円以上の費用がかかるケースも珍しくありません。

そのため、ペット保険を選ぶ際には、こうした高額治療に十分対応できる内容かどうかが重要なポイントになります。

具体的には、以下の点を確認することが大切です。

確認項目 チェックポイント
補償割合 50%・70%など治療費の何割が補償されるかを確認
年間の支払い上限額 年間〇万円までなどの総額制限を確認
1回あたりの上限額 通院1回〇円までなどの上限設定を確認

補償割合とは、ペットが病気やケガで病院にかかったとき、治療費の何%を保険会社が負担するかを示す割合のことです。例えば、補償割合が70%の場合、補償対象となる費用について保険から7割が支払われます。治療費が1万円であれば、保険から7,000円が支給され、自己負担3,000円になります。

年間の支払い上限額とは、ペット保険から1年間に受け取れる保険金の「上限の合計額」のことです。どれだけ通院や手術が多くなっても、保険会社が支払うのはこの金額までという仕組みです。上限が低いと、高額治療時に全額カバーできない場合があります。

1回あたりの上限額とは、その日の治療1回につき、「保険が出るのはここまで」という上限額のことです。通院回数が多い治療や手術が必要な場合、給付が制限される可能性があります。

保険料が安くても、上限額が低ければ実際の自己負担が大きくなることもあります。将来起こり得る大きな出費に備えられるかという視点で、補償内容と保険料のバランスを見極めることが、後悔しない保険選びにつながるでしょう。

実際の保険選びで悩むのは、必要な補償と保険料のバランスです。「チェック項目を自分だけで判断するのは難しい」という方は、「auマネープラン相談」にご相談ください。ファイナンシャルプランナーがペットに合う保険を見極め、家計とのバランスを踏まえた適切な保険を提案します。

ペットに合った保険を選ぼう

日本のペット保険の加入率は海外と比べると低水準ではあるものの、ペット保険の認知度向上やペットの高齢化、医療費の上昇などを背景に増加傾向にあります。ペットには公的な健康保険がないため、病気やケガをした際の治療費はすべて自己負担となり、家計に大きな影響を与えることも少なくありません。

将来のリスクに備え、安心してペットと暮らし続けるためにも、自分のペットにとって保険が必要かどうかを早めに検討することが大切です。

ペット保険の加入を検討する際は、ぜひ「auマネープラン相談」をご活用ください。ファイナンシャルプランナーがお客さまの都合のよい場所に出向くため、手軽に相談できるのが魅力です。無料で、何度でも利用可能です。

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