なぜ今家計見直しが必要?

家計ってどう管理すればいいの?
家計の見直しって、何をすればいい?
実際どれくらい家計を
改善できるか知りたい!

家計の見直し6大ポイント

まずは、家計を見直すうえで重要なポイントとなる6つの費用について、
見直し方や節約方法を紹介します。

住居費の見直し

住居費には、持ち家ならば住宅ローン、賃貸ならば家賃などが該当します。住居費は支出のなかでも金額が大きい傾向にあるため、見直すことで固定費を大きく節約できる可能性があります。

住宅ローンを返済しながら持ち家に住んでいる場合は、現在のローンより金利が低い住宅ローンへ借り換えを検討するのも手段の一つです。金利を下げることで、返済の負担を軽減できるケースがあります。

ただし、申し込むローンによっては手数料などの費用が発生し、借り換えのメリットを感じられないことがあります。そのため、事前にシミュレーションを十分に行ってから検討しましょう。

賃貸の場合は、家賃を下げることが節約のポイントです。引越しが可能ならば、転居先の治安や勤務先までの交通費を考慮しつつ、検討するとよいでしょう。引越しが難しい場合は、周辺地域の利便性の低下や日当たりの変化など、環境の変化による家賃交渉を検討するのが有効です。

通信費の見直し

通信費には、主に「固定回線」と「モバイル回線」の2つが挙げられます。固定回線は自宅で使用するインターネット回線や固定電話、モバイル回線は携帯電話やスマートフォンなどの回線を指します。

固定回線はプロバイダを乗り換え、より低料金で利用できるプランを選ぶと大幅に費用を下げられるでしょう。または、使用していないオプションの見直し、スマートフォンとのセット契約を検討するのも有効です。もし「自宅のインターネットや電話は使っていない」「スマートフォンで十分」という場合は、契約を見直すことも手段の一つです。

モバイル回線は、「新料金プラン」への契約内容の見直しや「格安SIM」と呼ばれる低料金の回線に乗り換えることで、通信費の節約につながる可能性があります。

もしくは、現在のプランが実際の利用時間に見合っているかを確認し、使用していないオプションは契約を見直しましょう。必要に応じてプランを変更すれば、通信費が安く済むことがあります。

水道・光熱費の見直し

水道光熱費の見直しや節約では、契約会社やプラン内容の確認・変更と、水道や電気、ガスそれぞれの使用料を削減することがポイントです。

例えば、水道であれば水を出しっぱなしにしない、お風呂に使用した残り湯を洗濯に使う、必要に応じて節水シャワーヘッドを活用することなどがおすすめです。

電気の場合も同様に、こまめに電気を消す、節電タップを使用する、古い電化製品から省エネ製品に買い替えるなどが挙げられます。

ガスの場合は、お風呂に入る際の設定温度を下げる、電子レンジの利用を増やすなど、できることから始めるとよいでしょう。

契約会社やプラン内容については、住んでいる地域によって乗り換えが難しい場合がありますが、電気やガスについては自由化にともなって契約会社の選択肢が増えているため、契約会社やプラン内容を比較検討してみることをおすすめします。

保険の見直し

保険の見直しにより保険料の支払いを抑えることができ、固定費を抑えられる可能性があります。生命保険や損害保険を契約している場合は、一度自身の保険内容を確認してみましょう。

生命保険の場合は、保障内容と保障金額、保障期間が見直しのポイントです。例えば、必要以上に多額の死亡保障に加入している場合は、保険内容が合っているとはいえません。また、公的な医療保険を検討せずに医療保険やがん保険に加入している場合も、見直す必要があるといえます。

自動車保険などをはじめとした損害保険は、主に「代理店型」と「通販型」の2つに分かれます。通販型のほうが保険料を低く設定しているケースが多いため、代理店型で契約している場合は通販型に乗り換えると、保険料の削減につながる可能性があるでしょう。

ただし、生命保険・損害保険いずれも、保険料のみに注目するのは得策ではありません。保険の見直しを考えている方は、ファイナンシャルプランナーに相談しながら見直すことをおすすめします。

定期購入サービスの見直し

サプリメントや飲料など、商品を定期購入している場合は、本当に必要なサービスを精査し、不要なものは解約しましょう。「解約するのが面倒だから続けている」「必要だけど定期購入するほどではない」という場合は、思い切って解約することが固定費の削減につながります。

また、月額課金制でさまざまなコンテンツやサービスが利用できる「サブスクリプションサービス」も同様です。例えば、ゲームやアプリに月額で課金している、スポーツジムの会費を支払っているけれどほとんど通えていない、といった場合は一度見直してみるべきでしょう。

車の維持費の見直し

車を所有していると、自動車保険料・ガソリン代・自動車税・駐車場代・メンテナンス費用などの維持費がかかります。車の維持費がどのくらいかかっているかを確認し、次のような節約方法を試してみると、費用を削減できる可能性があります。

・維持費の安い軽自動車に乗り換える
・自動車保険の契約内容を見直し、保険料が安いものに変更する
・車検の際は、費用の安い工場や店舗に依頼する など

車に乗る機会が少ない、もしくは車がなくても困らない地域に住んでいる場合は、車を手放してしまうのも手段の一つです。

公共交通機関やタクシーだけでなく、近年ではカーシェアやカーリース、レンタカーサービスも充実しています。車を手放した場合でも、これらのサービスを活用すれば維持費を削減しつつ車が必要な時だけ利用することができるため、一度検討してみるとよいでしょう。

変動費見直しポイント

固定費を見直したら、次に「変動費」にも注目してみましょう。
変動費は、その名のとおり状況によって具体的な金額が異なるものです。
突発的に発生する場合もあり、予測が難しい傾向にあります。

ここからは変動費について、見直しポイントや節約方法を紹介します

先述したように、変動費とは、流動的に発生するのが特徴の支出です。以下は、変動費に分類される費用の一例です。

  • 食費
  • 交際費
  • 娯楽費
  • 日用品費
  • 医療費 など

変動費を見直す際は、「支出の優先順位をつけること」「大きい出費に備えて別に費用を積み立てること」の2つを意識するのがポイントです。

支出は、生活に不可欠なものへの出費である「消費」、将来に役立つもの・必要なものへの出費である「投資」、無駄遣いや贅沢な出費である「浪費」の3つに分けられます。変動費の支出を見直すのであれば、このうち「浪費」に該当するものを見直し、優先順位を下げて節約を心がけるとよいでしょう。

例えば、食費において過剰な外食やお菓子などの嗜好品は浪費にあたり、飲み会や友人との食事などの交際費も回数が多すぎれば浪費といえるでしょう。

このように、どの支出が浪費に当てはまるかを考えたうえで、無理のない範囲で削減することをおすすめします。または、費用ごとに月間の予算を決めておき、必要な支出から余った予算を浪費に回すようにするのも節約方法の一つです。

また、冠婚葬祭など毎月発生する費用とは別に、年1~2回ほど大きな出費が発生する場合もあるでしょう。そのような出費に備えて、普段から貯蓄しておくことも重要です。銀行の積立定期預金であれば自由に引き出しにくいため、目的に備えてしっかり貯蓄することができるでしょう。

ライフプランを立ててみよう!

家計管理のためには、将来の「ライフプラン」を立てるのもおすすめです。ライフプランを立てて将来のおおまかな出費を把握すれば「現在何をすべきか」がわかるため、貯蓄計画や予算決めにも役立ちます。

ここからは、ライフプランの立て方について解説します。

STEP 1
ライフデザインの設計

まずは、「ライフデザイン」を設計しましょう。ライフデザインとは、この先どのような人生を歩みたいか構想を練ることです。設計の際は、これから取り組みたいことや実際に行動に移す時期などを、具体的にしておく必要があります。

以下は、ライフデザインで決めると良い事柄の一例です。

【人生の夢や目標に関すること】
  • ○歳までに車を購入したい
  • ○歳までにマイホームを建てたい
  • ○歳に海外へ旅行に行きたい など
【仕事に関すること】
  • ○歳までに転職したい
  • ○歳までに課長、もしくは部長に昇進したい
  • ○歳までに年収を××円まで上げたい など
【家庭に関すること】
  • ○歳までに結婚したい
  • ○歳までに子どもが欲しい
  • 子どもは×人欲しい など

上記のように、やりたいことや目標を決めてライフデザインを設計することは、自分の価値観を把握し、自身の幸せや満足いく人生の実現に何が必要なのかを考えるうえで不可欠です。

ライフデザインの構想が完成したら、次にライフプラン表の作成に移りましょう。

STEP 2
ライフプラン表の作成

ライフデザインの構想によってやりたいことや将来の目標を明確に決めたら、それを基準にしてライフプラン表を作成します。

ライフプラン表を作成する際のポイントは、希望や目標を自由に書き出すことです。あわせて、それぞれの希望や目標、イベントごとにかかるおおよその金額も、可能な範囲で記載しておくとよいでしょう。

金額を記載することで、いつどれくらいのお金が必要なのかの目安になります。

STEP 3
キャッシュフロー表の作成

「キャッシュフロー表」は支出の流れを記載するもので、先に作成したライフプラン表に家計の収支や預金残高の推移を書き加えて作成します。キャッシュフロー表によって収支を長期的かつ客観的に見ることができるため、現在や今後の生活の方向性を見直しやすくなるでしょう。

キャッシュフロー表は税金や社会保険料などを除き、収入→支出→年間収支→金融資産の残高の順に記載するのが一般的です。残高の推移が可視化できるため、今後の生活面における金銭の推移について実現の可否が予測しやすくなります。

便利な制度・サービス
利用した家計の節約術

家計を節約するには、現在の費用を見直すことももちろん重要ですが、
自身や家庭の状況にあわせて、便利な制度やサービスを活用するのもおすすめです。

ここからは、家計の節約につながる便利な制度やサービスを紹介します。

iDeCo

iDeCoとは「個人型確定拠出年金」と呼ばれ、確定拠出年金法に基づいて定められた私的年金制度のことです。
ご本人さまの任意で申し込むことができ、拠出した掛金の運用方法を自身で選択することができます。積み立てた掛金や運用で得られた利益は、原則60歳を過ぎた時点で年金、もしくは一時金で受け取れる仕組みです。
iDeCoに加入していると、さまざまな税制上のメリットを得られる点も大きな特徴といえます。例えば、掛金は全額所得控除の対象となるため、所得税・住民税の軽減が可能です。
また、iDeCoの運用や利息によって得た利益は非課税となるため、受け取る際も一定額まで税金の優遇措置を受けられます。

NISA

NISAとは「NISA口座」と呼ばれる非課税口座内で、毎年一定の金額内で購入した株式や投資信託などの金融商品から得た利益に税金がかからなくなる制度です。
通常、金融商品を購入して利益や配当を受け取った際は、それらの利益に対して約20%の税金がかかるため、NISAの活用は税制上の優遇措置が大きいといえるでしょう。
また、NISAには成年者が利用できる一般NISA、同じく成年者を対象にしつつ少額から積立や投資ができるつみたてNISA、未成年を対象にしたジュニアNISAがあります。それぞれ年間購入額や非課税で保有できる年数などが異なりますが、自身の希望やライフプランにあわせて選べる点がメリットです。

家計簿アプリ

「支出を管理したいけれど、家計簿を自分で書くのは少し面倒」と感じている方は、家計簿アプリの活用がおすすめです。
家計簿アプリは、その名のとおりスマートフォンやタブレット上で収支を入力して家計簿を作れるアプリを指します。家計簿アプリであれば、スマートフォン一つで買い物をしてすぐ支出データを入力できるため、手書きよりも手軽に行えるでしょう。
家計簿アプリのなかには、銀行の口座や電子マネー、クレジットカードなどのサービスと連携して、自動で家計収支を管理できる機能が搭載されているものもあります。また、レシートをスマートフォンのカメラで読み取るだけで情報を記録できる機能が搭載されているアプリもあり、とても便利です。
家計簿アプリを活用し毎月の収支を手軽にチェックすれば、節約できるポイントもより効率的に見つけやすくなるでしょう。

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