保険見直し 2026.1.29

車の盗難被害は車両保険でカバーできる?補償の流れと注意点について

車の盗難は、ある日突然起こる可能性があるトラブルのひとつです。もし愛車が盗まれてしまった場合、「車両保険で補償されるのか」「どのような手続きが必要なのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、車の盗難被害が車両保険でカバーできるのかをはじめ、補償を受けるまでの流れや事前に知っておきたい注意点、盗難リスクへの備え方について解説します。

車の盗難被害には自動車保険(車両保険)が使える

車の盗難被害に備えるうえで、自動車保険のどの補償が対象になるのかは事前に把握しておきたいポイントです。自動車保険には複数の補償がありますが、盗難被害に対応できるかどうかは、加入している保険の種類や契約内容によって異なります。

ここでは、車両保険と盗難補償の関係について見ていきましょう。

盗難被害は車両保険の補償対象になる

車の盗難被害は、自動車保険のうち車両保険に加入している場合に補償の対象になります。車両保険には一般型とエコノミー型(限定補償型)がありますが、いずれのタイプであっても基本的には盗難が補償に含まれます。ただし、特約の付加などによって盗難が補償対象外となる場合もあるため、注意が必要です。

盗難された車が発見されない場合は原則として全損扱いとなり、全損と判定されると免責金額は適用されず、契約時に設定した車両金額が保険金として支払われます。

なお、補償の可否や条件は、保険会社や契約内容によって異なります。すべての契約で同じ対応がされるわけではないため、加入時には約款や補償内容を事前に確認しておくと安心でしょう。

保険金の支払いには盗難届が欠かせない

車両保険で盗難被害の補償を受けるためには、警察への盗難届の提出が必須です。原則として盗難届が提出されていなければ、保険金の請求手続きを進めることはできません。

盗難届を提出すると、受理番号や受理日が記載された証明書が発行されます。保険会社への連絡時や保険金請求の際には、受理番号の提示を求められるのが一般的です。

車の盗難被害へ備えるためにはどのような保険が必要か、補償はどのように決めればよいのか悩むこともあるでしょう。「auマネープラン相談」では、無料でファイナンシャルプランナーに相談が可能です。ぜひお気軽にご利用ください。

盗難被害における保険金支給までの流れ

車が盗難に遭った場合に車両保険による補償を受けるには、所定の手続きを順に進める必要があります。対応が遅れたり手順を誤ったりすると、保険金の支払いに時間を要することもあるため、あらかじめ全体の流れを把握しておくことが大切です。

ここでは、盗難発覚から保険金が支払われるまでの一般的な流れを整理します。

1.警察に連絡し盗難届を提出する

車の盗難に気付いたら速やかに警察へ連絡し、盗難届を提出します。盗難届の提出は、車両保険の保険金請求において前提となる手続きであり、盗難届がないと保険金請求が進められません。

駐車場所の勘違いやレッカー移動などの可能性がないかを確認したうえで、盗難であると判明した場合は速やかに届け出ることが求められます。

2.保険会社に連絡する

警察への届出が完了したら、加入している保険会社に連絡します。連絡時には、盗難が発生した日時や場所、盗難届の提出状況などを伝えるのが一般的です。

この段階で、今後の手続きの流れや、提出が必要な書類について保険会社から案内を受けることになります。

3.必要書類を手配する

保険金請求にあたっては、保険会社から指定された書類を準備しなければなりません。主なものとして、盗難届の受理番号や保険証券、本人確認書類(運転免許証のコピー)などが挙げられます。

書類に不備があると確認に時間がかかるため、案内内容を確認しながら、漏れのないよう手続きを進めましょう。

4.保険会社による査定後に保険金が支払われる

必要書類の提出後、保険会社による確認や調査が行われます。盗難の状況や契約内容を踏まえて支払可否や支払額が判断され、条件を満たしていれば保険金が支払われる流れです。

支払時期は契約内容や確認状況によって異なりますが、一定の期間を要するケースもあります。円滑に進めるためにも、保険会社の指示を守り、疑問点は質問してクリアにしたうえで請求手続きを進めましょう。

「auマネープラン相談」では、無料でファイナンシャルプランナーに相談が可能です。車の盗難について備えるための保険について、客観的な視点から解説・提案が受けられます。

盗難で車両保険を使用する場合の注意点

車両保険で盗難被害の補償を受ける際には、補償内容だけでなく、契約条件やその後の影響にも注意が必要です。盗難は突発的に発生するため、いざという時に慌てないよう、あらかじめ確認しておきたいポイントを押さえておきましょう。

保険等級はダウンする

盗難によって車両保険を使用した場合、保険等級はダウンします。盗難は1等級ダウン事故として扱われ、事故有係数適用期間は1年とされるケースが一般的です。

これは、飛び石や自然災害などによる車両保険の使用と同じ区分であり、通常の衝突事故などで適用される3等級ダウンとは扱いが異なります。

特約を確認する

車両保険の盗難補償は、付帯している特約の内容によって補償範囲が異なる点に注意が必要です。例えば、「車内身の回り品補償特約」を付帯している場合、車両そのものに加え、車内に積んでいた荷物や携行品などが補償対象となるケースがあります。

一方で、契約内容によっては、盗難被害を補償対象外とする特約が付帯されていることもあります。この場合、車両が盗難されたとしても、車両保険による補償を受けられません。

そのため、現在の契約にどのような特約が付帯されているのか、また補償対象がどこまで及ぶのかを事前に把握しておくことが重要といえるでしょう。

補償対象外となるケースもある

原則として車両保険で盗難被害が補償されるとはいえ、絶対にすべてのケースで補償が受けられるというわけではありません。キーの付けっぱなし、エンジンをかけたまま車を離れるなど、過失が大きいと判断されるケースでは、補償されないこともあります。

また、一般的に貴重品類は特約を付けていても補償されません。そういったケースもある点を理解しておくことが大切です。

車の盗難対策として安心できる契約内容はどんなものか悩んだら、ファイナンシャルプランナーに相談してみてはいかがでしょうか。「auマネープラン相談」では、無料でファイナンシャルプランナーに保険相談が可能です。ぜひお気軽にご利用ください。

盗難車両が見つかったらどうなる?

車両保険の保険金を受け取ったあとで、盗難されていた車が発見されることもあります。このような場合、見つかった車がどのように扱われるのか、また保険金との関係がどうなるのかは、事前に知っておきたいポイントです。

ここでは、その基本的な考え方を解説します。

原則として盗難車両は保険会社の所有になる

盗難によって車両保険の保険金が支払われた場合、その車の所有権は、原則として保険会社に帰属します。これは、保険金の支払いによって損害が補てんされたとみなされるためです。

そのため、後日になって盗難車両が発見された場合でも、車は自動的に契約者のもとへ戻るわけではありません。発見後の車両は、保険会社が管理・処分を行う対象となるのが一般的です。

一定の期間内であれば返還が受けられるケースもある

保険金の支払い後でも、一定の期間内であれば車両の返還を受けられるケースがあります。多くの場合、約款に定められた一定の日数以内であれば、受け取った保険金を返金することで被害車両の所有権返還が可能です。

ただし返還の可否や返金期限、具体的な手続き内容は保険会社や契約内容によって異なります。盗難車両が見つかった場合は自己判断せず、速やかに加入している保険会社へ連絡し、対応方法を確認することが重要です。

車の盗難における保険手続きや、盗難車両が見つかった場合の扱いについて、あらかじめ理解しておけば安心です。車両保険について疑問があれば、無料でファイナンシャルプランナーに相談できる「auマネープラン相談」をご利用ください。

愛車を盗難から守るためにできること

車両保険によって盗難後の経済的な損失に備えることはできますが、被害そのものを防ぐためには、日頃からの防犯意識や対策も欠かせません。どのような点に注意すべきなのか、またどのような対策が考えられるのかを知っておくことが大切です。

ここでは、日常的に意識しておきたい盗難対策を紹介します。

車内に貴重品を置いたまま離れない

車内に貴重品を置いたまま離れる行為は、車上あらしや盗難を招く要因のひとつです。バッグや財布、電子機器などが見える状態になっていると、短時間の駐車であっても狙われやすくなります。

基本的な対策として、車から離れる際は貴重品を持ち出す、もしくは外から見えない場所に保管するようにしましょう。

狙われやすい車種を避ける

狙われやすい車種を避けるのも、盗難被害を防ぐためのひとつの方法です。

海外需要の高いモデルや、市場価値が高い高級車・新型車は狙われやすい傾向があります。また古い型式でも、パーツ目的で狙われるケースも少なくありません。

そのため、盗難リスクの高い車種を把握したうえで購入を検討する、または該当車両を所有する場合には、より高い防犯意識と対策を持つことが求められます。

最新のセキュリティを活用する

近年の盗難手口は巧妙化しており、リレーアタックのようなスマートキーの電波を悪用した被害が問題視されています。そのため、リレーアタック対策機能を備えた装置や、指紋認証などの生体認証を活用したセキュリティを導入するのも有効です。

単一の防犯対策だけでは十分とは言い切れないため、車両の特性や使用環境に応じて、複数のセキュリティ対策を組み合わせることが、盗難リスクの低減につながります。

コネクト機能を活用する

各自動車メーカーが提供するコネクト機能も、盗難対策の一環として活用可能です。スマートフォンのアプリを通じてドアロックの解除状況やエンジン始動の有無を確認できるほか、異常があった場合に通知を受け取れる機能が利用できるサービスもあります。

本来使用していない時間帯にエンジンが始動した、ロック解除の通知が届いたといった状況を早期に把握できれば、被害の拡大を防げる可能性があります。こうした機能を正しく理解し、日常的に活用することも、盗難対策として有効といえるでしょう。

盗難リスクも視野に入れた保険選びを意識しよう

車の盗難は予測できず、被害に遭った場合の経済的損失も小さくありません。車両保険で盗難補償を受けられるケースは多いものの、特約や盗難時の状況などによって補償を受けられないケースもあるため、保険選びの際には注意が必要です。

また、保険だけに頼るのではなく、日頃の管理やセキュリティ対策を組み合わせることで、盗難リスクを下げられる可能性があります。補償内容と日常の対策を踏まえ、自身のカーライフに合った保険選びを意識しておきたいところです。

車両保険の盗難補償は、基本補償だけでなく特約の内容によっても補償範囲が変わります。現在の契約でどこまでカバーされているのか、盗難時に補償対象外となるケースはないかなど、自分だけで判断するのが難しいと感じる方もいるでしょう。

そのような場合は、自動車保険に詳しい専門家に相談し、契約内容を確認してもらうのもひとつの方法です。「auマネープラン相談」では、ファイナンシャルプランナーによる無料相談を実施しています。盗難リスクや車の使用状況を踏まえたうえで、無理のない補償内容を検討することで、より安心してカーライフを送ることができるでしょう。

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