保険見直し 2026.1.30

免責期間なしのがん保険とは?メリットや加入時の注意点を解説

多くのがん保険では、「免責期間」が設定されています。免責期間とは、保険に加入してから一定期間、保障適用外となる期間のことで、「待機期間」と呼ばれることもあります。例えば、がんと診断確定されたり診断に基づき治療を開始したりしても、免責期間中であれば保障は受け取れません。

本記事では、免責期間なしのがん保険に加入するメリットや注意点についてまとめました。おすすめの人の特徴も紹介するので、がん保険への加入や乗り換えを検討している方はぜひチェックしてみてください。

がん保険の免責期間とは?

多くのがん保険では「免責期間」が設定されています。免責期間とは保険契約後、一定期間保障が適用されない期間のことです。期間中にがんと診断が確定されても、給付金や保険金は受け取れないことがあります。なお、保険会社によっては、保障適用を待つ意味合いから「待機期間」と呼ぶこともあります。

がん保険では、契約後90日間を免責期間と定めていることが一般的です。所定の期間が経過した後で「初めてがんと診断確定された場合」には、給付金の支給対象です。

免責期間なしのがん保険に加入するメリット

免責期間のあるがん保険と比べると商品数は少ないですが、免責期間なしのがん保険も存在します。免責期間なしのがん保険には、次のメリットがあります。

  • どのタイミングでがんと診断されても保障を受けられる
  • 保険料が低めの傾向にある
  • 乗り換え先として活用しやすい

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

どのタイミングでがんと診断されても保障を受けられる

どのタイミングでがんと診断されるかは、誰にも予想できません。「健康に問題がない」と自信を持っている方でも、体調の異変をきっかけに受診したり、健康診断で指摘を受けたりした結果、詳しい検査を経て、がんと診断確定される可能性があります。

がんへの備えとしてがん保険に加入したものの、免責期間中にがんと診断確定されるケースも十分に考えられるでしょう。免責期間中の診断に対しては保障が適用されないため、給付金や保険金を受け取れない可能性があります。

しかし、免責期間なしのがん保険であれば、加入後すぐにがんと診断確定された場合でも保障の対象となります。いつ罹患するかわからないがんに備えるためにも、免責期間の有無を確認しておきましょう。

保険料が低めの傾向にある

免責期間なしのがん保険は、免責期間ありの一般的ながん保険よりも保障がシンプルなことが多く、保険料が低めの傾向にあります。

例えば、がんと診断確定されたときに給付される「診断一時金」は、免責期間なしのがん保険には付加できないことが一般的です。「入院と手術の保障さえあればよい」「保障内容よりも保険料を抑えることにこだわりたい」と考えている方には適した保険といえるでしょう。

保険商品によっては、免責期間ありの条件で保障を充実させられることがあります。例えば、基本となる入院や手術への保障は「免責期間なし」とし、診断一時金のみ「免責期間あり」の条件で付加できるがん保険もあります。

どのような保障が必要なのか、保険料はどの程度を想定しているのかなど、総合的に考慮してからがん保険に加入するようにしましょう。

乗り換え先として活用しやすい

ほとんどのがん保険には免責期間があるため、乗り換える際は、保障を受けられない期間を考慮することが必要です。

例えば、免責期間が90日のがん保険に乗り換える場合なら、乗り換え先のがん保険に加入してから90日目までは加入中のがん保険を解約しないほうがよいでしょう。万が一、90日以内に解約すると、保障を受けられない期間が生じてしまいます。

しかし、保障を受けられない期間を生じさせないためには、乗り換え先の免責期間中は2つのがん保険に加入することになり、保険料を重複して支払う必要が生じます。

一方、免責期間なしのがん保険に加入した後、加入中のがん保険を解約すれば、無保障期間が生じません。保険料を重複して支払う期間も生じず、経済的な負担も抑えられるでしょう。

がん保険を乗り換える際には、「免責期間があるかどうか」をチェックすることも大切ですが、保障内容や保険料、給付金もチェックすることが必要です。どのようながん保険が適しているのか決めかねるときは、ファイナンシャルプランナーに相談してみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナーは、保険や家計、資産形成などのライフプランを立てる際に欠かせない「お金」の専門家です。ご家庭の事情を把握したうえで、客観的かつプロの視点からアドバイスを提供します。

「auマネープラン相談」では、ファイナンシャルプランナーの無料相談を実施しています。がん保険への加入を検討している方、加入中のがん保険がご自身に合ったものか気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

免責期間なしのがん保険に加入するデメリット

加入してすぐに保障を受けられる点や、乗り換え先として検討しやすい点など、免責期間なしのがん保険には多くのメリットがあります。しかし、デメリットもいくつかあります。主なデメリットとしては、次の点が挙げられるでしょう。

  • 選択肢が少ない
  • 更新のたびに保険料が高くなる
  • 診断一時金がない保険が多い

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

選択肢が少ない

ほとんどのがん保険では免責期間が設定されているため、「免責期間なしのがん保険」を取り扱っている保険会社は多くありません。

そのため、免責期間なしにこだわってがん保険を探すと、選択肢が限られ、保障内容や保険料などに十分納得できないまま加入してしまう可能性もあります。

免責期間は、契約後の一定期間のみに適用される条件です。免責期間なしは魅力的な要素ですが、長期にわたる保障を考えると、保障内容や保険料にもこだわってご自身に合うがん保険を探すことが大切といえます。

更新のたびに保険料が高くなる

免責期間なしのがん保険は、原則として定期型です。定期型とは、一定期間のみ保障を受けられる保険のことです。定期型保険に加入している場合、保険期間終了後も継続して保障を受けたいときには「更新手続き」をしなくてはいけません。

一般的にがん保険は契約時の年齢が高くなるほど保険料が高額になるため、一定期間ごとに契約をしなおす定期型保険では、更新のたびに保険料が高くなります。その結果、家計への負担が徐々に大きくなる可能性があります。

保険料の値上がりリスクを抑えたい方は、定期型ではなく終身型のがん保険を検討してみましょう。原則として加入時の保険料がいつまでも適用されるため、保険契約を継続しやすくなります。

診断一時金がない保険が多い

多くの免責期間なしのがん保険では、がんと診断確定された際に受け取れる診断一時金が設定されていません。そのため、がん罹患時の保障が手薄になることもあります。

がんと診断された場合、入院や手術、通院治療などが始まる可能性があります。一時金としてまとまったお金を受け取ることで、医療費の増加や収入減に備えやすくなるでしょう。

なお、がんに対する備えを強化する方法は、がん保険だけではありません。病気やケガ全般に備えたい方なら「医療保険」、治療にともなう収入減が不安な方なら「就業不能保険」なども検討できるでしょう。

ご自身やご家族に必要な保険を探している方は、「auマネープラン相談」でファイナンシャルプランナーに相談してみるのもひとつの方法です。初めてご利用になる場合は、疑問を解消できるまで何度でも無料で相談を受けられます。ぜひお気軽にご利用ください。

免責期間なしのがん保険が適した人とは?

次のいずれかに該当する方は、免責期間なしのがん保険が適していると考えられます。

  • すぐに保障を適用させたい人
  • がん保険を乗り換えたい人
  • 診断一時金が不要な人

免責期間なしのがん保険が適している理由について、見ていきましょう。

すぐに保障を適用させたい人

免責期間のあるがん保険に加入しても、すぐに保障は適用されません。加入後すぐに保障を適用させたいと考えている方は、免責期間がない保険を検討しましょう。

ただし、どの保険でも加入時には診査があるため、加入したいと思ったときに加入できるとは限りません。診査時間を考慮して、早めに申し込むことが必要です。

がん保険を乗り換えたい人

免責期間のあるがん保険に乗り換える場合、免責期間中に保障の空白期間を生じさせないためには、現在の保険と乗り換え後の保険の2つに同時に加入し、保険料を重複して支払う必要があります。

一方、免責期間なしのがん保険なら、保険料を重複して支払わなくても無保障期間は発生しません。保険料を抑えてがん保険の乗り換えを実施したい人は、免責期間の有無に注目してみましょう。

診断一時金が不要な人

がん保険によっては、入院給付金や手術給付金、診断一時金、放射線治療給付金などのさまざまな保障が提供されています。ただし、入院給付金と手術給付金は基本保障であることが一般的ですが、他の保障は選択制のケースも少なくありません。

免責期間なしのがん保険では、基本保障に診断一時金が含まれていないことが多い傾向にあります。さらに、特約として選択できる場合も、診断一時金のみ免責期間が設定される可能性があります。診断一時金の必要性を感じていない方なら、免責期間なしのがん保険でも満足できる保障内容を得られやすいでしょう。

がん保険についてのご相談は、ぜひ「auマネープラン相談」にお聞かせください。ファイナンシャルプランナーが、客観的な視点で丁寧にお答えいたします。

免責期間なしのがん保険に加入する際の注意点

免責期間なしのがん保険に加入する際には、次の点に注意が必要です。

  • 正しく告知をする
  • 収入減についての備えを確認する
  • 免責期間ありのがん保険も検討する

いずれも必要な保障を受けるために不可欠なポイントです。それぞれの注意点を解説します。

正しく告知をする

保険に加入するときは、現在の健康状態や過去の罹患歴などについての告知を求められます。正確に告知しない場合、告知義務違反となり、保障を受けられない可能性があります。ご自身にとって不利と思われる情報であっても、正しく告知をしてください。

収入減についての備えを確認する

がん治療が長引き、働けない期間が続き、収入が減少する可能性があります。場合によっては、治療の影響で収入が減る可能性もあります。

特に傷病手当金を受け取れない個人事業主やフリーランスは、収入減の備えが必要です。就業不能保険や、がん保険・医療保険の就業不能特約なども視野に入れておきましょう。

免責期間ありのがん保険も検討する

がん保険の保障内容を充実させたいなら、「免責期間あり」のほうが選択肢が広がります。ご自身に合ったがん保険に加入するためにも、免責期間なしにこだわらず、さまざまな保険商品を比較して選ぶようにしましょう。

どのような保障が必要か迷ったときは、ファイナンシャルプランナーに相談してみてはいかがでしょうか。不安を感じている事柄や収入・家族構成などについて把握したうえで、適切な保障や保険の提案を受けられます。

「auマネープラン相談」では、ファイナンシャルプランナーの無料相談を提供しています。保険についてのお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

自分に合ったがん保険を見つけよう

「免責期間なし」のがん保険であれば、契約後すぐに保障を受けられます。ただし、「免責期間あり」の保険と比べると保障内容の選択肢が限られる傾向です。保険料が低めであるというメリットはあるものの、必要な保障を受けられない可能性がある点は、デメリットといえるでしょう。

免責期間なしのがん保険は定期型の保険商品が多く、更新時に保険料が上がる可能性がある点にも注意が必要です。医療費の増加や収入減といった経済的なリスクに備えることも大切ですが、日頃の家計を圧迫することがないよう、保険に加入する際には、適切な保険料かどうか吟味することも大切です。

「どのような保険が必要だろうか」「現在の収入と支出から考えて、どの程度の保険料が適切だろうか」などの疑問がある方は、お気軽に「auマネープラン相談」にお問い合わせください。

ファイナンシャルプランナーの相談を無料で受けられます。この機会にぜひご利用ください。

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