保険見直し 2026.1.13

引受基準緩和型医療保険は持病があっても入りやすい?メリットと選び方

引受基準緩和型医療保険は、健康状態の告知項目が少なく、持病がある人でも申し込みやすい医療保険です。

この記事では、健康状態を理由に医療保険の加入をあきらめていた人に向けて、引受基準緩和型医療保険のメリット・デメリットや、商品選びのポイントについて解説します。健康状態に不安がある人は、ぜひ参考にしてください。

引受基準緩和型医療保険とは

引受基準緩和型医療保険とは、通常の医療保険に比べて引受基準(健康状態の審査)が緩和された保険商品です。

持病や病歴があっても加入を検討できる場合があるため、健康状態の不安から医療保険への加入をあきらめてきた人にとって、選択肢の一つとなる保険商品といえるでしょう。

ここでは、引受基準緩和型医療保険の主な特徴と、一般的に設けられている3つの告知項目について解説します。

持病があっても入りやすい医療保険

引受基準緩和型医療保険は、持病がある人でも加入を検討しやすい医療保険です。通常の医療保険は、加入する際に保険会社へ健康状態や病歴を告知する必要があります。

一方、引受基準緩和型医療保険は告知項目が少ないため、これまで医療保険への加入をあきらめてきた人にとっても、選択肢の一つとなりやすい点が特徴です。

また、引受基準緩和型医療保険は、入院給付金や手術給付金など、通常の医療保険と同様の保障を受けられる商品が多くあります。

すでに罹患している病気についても、一定の条件のもとで保障の対象となる商品が多く、健康状態に不安のある人にとって、メリットの大きい保険です。

主な告知項目は3点

引受基準緩和型医療保険の主な告知項目は一般的に3点です。例えば、次の3つの告知項目がすべて「いいえ」の場合、申し込みの対象となる商品が多く見られます。

【健康状態に関する告知項目の例】

  • 過去5年以内に、がん(上皮内がんを含む)、肝硬変、アルコール依存症、統合失調症、認知症で医師の診察や治療、投薬を受けたことがありますか?
  • 過去2年以内に、病気やケガで入院したり、手術を受けたことがありますか?
  • 最近3ヶ月以内に、医師から、入院や手術をすすめられたことがありますか?

ただし、告知事項の詳細や加入条件は保険会社や商品によって異なるため、すべての人が加入できるとは限りません。また、保障内容や付帯する特約によっては、告知項目が増える商品もあります。

引受基準緩和型医療保険について、詳しく知りたい人は「auマネープラン相談」をご利用ください。告知項目や加入条件、保障内容など、保険のプロが無料で相談に対応します。

参考:公益財団法人 生命保険文化センター「健康状態に不安がある人でも、契約できる医療保険とは?」

引受基準緩和型医療保険のメリット

引受基準緩和型医療保険は、健康状態に不安を持つ人にとって、次のようなメリットのある保険商品です。

  • 健康状態に不安があっても加入を検討しやすい
  • 持病の悪化や再発への備えができる
  • 無選択型医療保険に比べ、保険料が抑えられる傾向がある

加入を検討する際は、これらのメリットを踏まえ、保険料と保障内容のバランスを考える必要があります。

ここでは、上記のメリットについて解説します。

健康状態に不安があっても加入しやすい

引受基準緩和型医療保険は、告知項目が3〜5項目程度と少なく、健康状態に不安があっても加入を検討しやすい点がメリットの一つです。

一般的な医療保険は、持病があったり病歴が多かったりすると、加入できないケースが少なくありません。引受基準緩和型医療保険は、告知内容もシンプルなため、健康状態に不安がある人でも加入できる可能性があります。

また、通常の医療保険の場合、持病がある人は加入できたとしても、特定疾病・特定部位不担保(保障対象外)の条件を付されるケースが少なくありません。

一方、引受基準緩和型医療保険であれば、持病がある人でも、特別な条件が付されない場合が多い点が特徴です。

持病の悪化や再発への備えができる

引受基準緩和型医療保険は、加入前から罹患している病気の悪化や再発についても、一定の条件のもとで保障の対象となる商品が多く、将来への備えができます。

これまで、持病や病歴が原因で医療保険へ加入できず、不安を抱えていた人にとっては、メリットの一つといえるでしょう。

ただし、加入前に医師の診察を受け、手術や入院をすすめられていた病気については、保障対象外となる商品も少なくありません。保障内容は保険会社や商品によって異なるため、加入前に契約条件を詳しく確認する必要があります。

無選択型医療保険に比べ保険料が抑えられる

引受基準緩和型医療保険は、無選択型医療保険に比べ、保険料が抑えられる傾向がある点もメリットです。

無選択型医療保険とは、告知義務のない医療保険で、健康状態や病歴にかかわらず加入を検討できる商品が多く、医療費負担への備えがしやすい保険といえます。

その反面、加入しやすい分、毎月の保険料が高めに設定されている場合や、保障内容が限定的な場合があることには注意が必要です。

引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険の主な違いは、次のとおりです。

引受基準緩和型医療保険 無選択型医療保険
告知 必要(告知項目は少ない) 不要
申し込みできる健康状態 持病・病歴があっても申し込みできる場合がある 健康状態にかかわらず申し込みを検討できる商品が多い
保険料 通常の医療保険に比べてやや高い 高めに設定されている
保障内容 一般的な医療保険に近く、保障が比較的充実している 保障内容は限定的で、設定できる保険金額も低い場合が多い

持病がある人でも加入を検討しやすい点は共通していますが、引受基準緩和型医療保険は無選択型医療保険に比べて、保険料を抑えながら医療費負担に備えられるメリットがあります。

引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険の違いについて詳しく知りたい人は「auマネープラン相談」をご利用ください。保険料や保障内容など、保険のプロが無料で相談に対応します。

引受基準緩和型医療保険のデメリットや注意点

引受基準緩和型医療保険はメリットだけではなく、次のようなデメリットや注意点もあります。

  • 保険料が割高に設定されている
  • 商品によって一定の制限がある

引受基準緩和型医療保険への加入を検討する際は、メリットだけでなく、これらのデメリットや注意点も踏まえて判断する必要があるでしょう。

ここでは、加入前に知っておきたい引受基準緩和型医療保険の主なデメリットや、注意点について解説します。

保険料が割高に設定されている

引受基準緩和型医療保険は、持病がある人でも加入を検討しやすい一方で、一般的な医療保険に比べ、保険料が割高に設定される傾向があります。

これは、健康状態の告知項目が少ない分、加入者が病気に罹患する可能性が高くなり、保険会社の給付金負担リスクが高まるためです。

保障内容を手厚くするほど保険料が高くなりやすいため、加入時には、保険料の負担が大きすぎないかを確認する必要があります。

また、毎月の保険料に対して、保障内容が妥当であるかを検討することも重要です。特に「入院給付金の金額は妥当か」「無駄な特約が付いていないか」などは、事前にチェックしておきたいポイントといえるでしょう。

商品によって一定の制限がある

引受基準緩和型医療保険は、商品によって支払条件や保障内容に、一定の制限が設けられている場合があります。

加入タイミングや希望する商品内容によっては、十分な保障を得られない可能性もあるため、注意が必要です。

例えば、「支払削減期間」を定めている商品では、責任開始日から一定期間、給付金の支払額が削減されるケースがあります。

【支払削減期間を定めている商品の例】

  • 責任開始日から一定期間(例:6ヶ月間)、入院給付金や手術給付金などの給付金の支払金額が50%に削減される
  • 責任開始日から一定期間(例:1年間)、先進医療給付金の支払額が50%に削減される

医療保険を選ぶ際は、商品ごとの制限内容を理解したうえで、必要な保障が得られるか判断することが大切です。

引受基準緩和型医療保険はいらない?向いている人の特徴

引受基準緩和型医療保険は、誰にでもおすすめできる保険商品ではありません。

通常の医療保険に比べて保険料が高めに設定されている傾向があるため、健康状態に不安がある人であっても、加入を検討する際は、自分に合っているかどうかを慎重に判断する必要があります。

引受基準緩和型医療保険が向いている人の特徴は、次のとおりです。

  • 持病や病歴があり、通常の医療保険に加入できない人
  • 持病の悪化や再発が心配で、医療費の支払いに不安がある人

ただし、十分な貯蓄があり、医療費負担に不安がない人は、引受基準緩和型医療保険へ加入する必要性は低いと考えてよいでしょう。また、持病がある人でも健康状態によっては、保険料の安い通常の医療保険へ加入できる可能性もあります。

引受基準緩和型医療保険へ加入すべきかお悩みの人は「auマネープラン相談」をご利用ください。「本当に必要か」「他に加入できる商品はないか」など、保険のプロが無料で相談に対応します。

引受基準緩和型医療保険を選ぶ際のポイント

引受基準緩和型医療保険は、保険会社によって商品内容が大きく異なります。

自分に合った商品を選ばないと、後になって見直しや乗り換えを検討する必要が生じる可能性もあるため、慎重に商品を選ばなくてはいけません。

引受基準緩和型医療保険への加入の必要性が高い人は、次のポイントを比較して商品を選ぶとよいでしょう。

  • 告知項目
  • 保障内容・保障期間
  • 保険料

ここでは、上記ポイントについて詳しく解説します。

告知項目

引受基準緩和型医療保険を選ぶ際に、まずポイントとなるのが告知項目です。

告知項目や引受基準は、保険会社や商品によって異なるため、自分の健康状態や病歴などと照らし合わせながら検討する必要があります。

告知項目は、多くの商品で3〜5項目程度ですが、保険会社によって告知内容が異なる場合もあるため注意が必要です。

例えば、入院・手術歴の告知が必要な期間について「過去1年以内」としている保険会社があれば、「過去2年以内」としている保険会社もあります。

また「三大疾病特約」や「がん診断特約」などの特約を付帯できる商品では、特約の種類や内容によって、告知項目が増えるのが一般的です。

引受基準緩和型医療保険を選ぶ際は、告知項目を詳しく比較するとともに、特約を付帯すべきか、病歴や健康状態を踏まえたうえで適切に判断する必要があります。

保障内容・保障期間

保障内容や保障期間は、引受基準緩和型医療保険を選ぶうえで重要なポイントです。

特に注意したいのが、「支払削減期間」の有無や、その削減条件です。商品によっては、加入後しばらくの間、給付金が満額支払われないケースがあります。

一方で、保険会社や商品によっては、支払削減期間を設けていない場合もあります。そのため、契約前に保障内容をしっかり確認することが大切です。

あわせて、付帯できる特約について確認し、自分にとって本当に必要な保障を受けられるかチェックしましょう。また、保障期間(定期型または終身型)も、引受基準緩和型医療保険を選ぶ際の大きなポイントです。

  • 定期型:終身型に比べて保険料が安い反面、更新のたびに保険料が上がる
  • 終身型:定期型に比べて保険料が高い反面、一生涯保険料が変わらない

定期型を選ぶ場合は、契約更新後であっても無理なく契約を継続できるか、慎重に判断する必要があります。

保険料

引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険に比べて、保険料が高めに設定される傾向があります。

そのため、保険料は引受基準緩和型医療保険を選ぶ際の重要なポイントの一つです。特に、がん特約や三大疾病特約、通院特約などの特約を付帯すると、保険料はさらに高くなる傾向があります。

入院給付金や手術給付金といった基本保障の金額だけでなく、特約についても「本当に必要か」を見極める必要があるでしょう。

また、必要な保障額は家計状況や貯蓄額、年齢などの条件で異なるため、契約の際は保障内容と保険料とのバランスを確認しながら検討することが大切です。

必要な保障額や引受基準緩和型医療保険について詳しく知りたい人は「auマネープラン相談」をご利用ください。保険料や商品ごとの保障内容など、保険のプロが無料で相談に対応します。

引受基準緩和型医療保険の特徴を理解し自分に合った保険を選ぼう

引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険に比べて引受基準が緩和された保険商品です。健康状態に不安がある人でも加入できる可能性があるため、健康状態を理由に医療保険をあきらめてきた人や、持病の悪化や再発が心配な人にとって、選択肢の一つとなる保険といえるでしょう。

しかし、引受基準緩和型医療保険は通常の医療保険に比べて、保険料が高めに設定されている傾向があり、商品によっては支払削減期間などの一定の制限が設けられているケースもあります。

加入を検討する際は、保険料と保障内容のバランスを考えるとともに、通常の医療保険へ加入できる可能性がないかも含めて、保険のプロに相談するのがおすすめです。

「健康状態に不安がある」「引受基準緩和型医療保険に加入すべきか」とお悩みの人は、「auマネープラン相談」をご利用ください。

「auマネープラン相談」なら、保険のプロに無料で何回でも相談できます。保障の範囲や加入条件、どのプランを選ぶべきかなど、知っておきたいポイントを丁寧にアドバイスしますので、ぜひご活用ください。

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