保険見直し 2025.12.26

40代で医療保険を見直す必要はある?選び方やおすすめの保険の特徴を解説

40代は、医療保険の見直しが必要といわれる年代の1つです。この記事では、40代における医療保険の見直しの必要性と、医療保険の選び方を解説します。あわせて、40代におすすめの医療保険の特徴も紹介します。

医療保険の見直しを検討している方や、どのような医療保険に加入するべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

40代で医療保険の見直しが必要といわれる3つの理由

40代は、医療保険の見直しが必要なタイミングといわれます。その理由には、以下の3つがあります。

  • 医療機関の受診が増えるから
  • ライフイベントが発生しやすいタイミングだから
  • 医療保険に加入してから時間が経っている人が多いから

それぞれを詳しく見ていきましょう。

医療機関の受診が増えるから

40代で医療保険の見直しが必要といわれる理由の1つに、医療機関の受診が増えることが挙げられます。

以下は、厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」における、推計患者数(1日あたり推計)の年代別の外来・入院患者数です。

年代 外来患者数 入院患者数
20~24歳 14万7,600人 8,600人
25~29歳 18万3,800人 1万1,800人
30~34歳 20万4,200人 1万5,300人
35~39歳 23万6,300人 1万7,100人
40~44歳 27万1,900人 2万人
45~49歳 35万6,600人 2万8,900人
50~54歳 42万4,100人 4万2,500人
55~59歳 42万8,100人 5万800人
60~64歳 47万4,400人 6万2,900人
65~69歳 59万4,500人 8万1,900人
70~74歳 82万8,400人 13万2,500人

また、同調査の「2023年における年齢階級別にみた推計入院患者数」を基に算出すると、35歳以上が全体の約94.4%を占めていることがわかります。

年齢が上がるにつれ医療機関の受診や入院が増えていくことを考えると、40代で将来の医療費への備えを見直すことは重要といえるでしょう。

参考:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」

ライフイベントが発生しやすいタイミングだから

40代で医療保険の見直しが必要なもう1つの理由が、ライフイベントが発生しやすいタイミングである点です。

ライフイベントとは、人生において重要とされる出来事を指します。ライフイベントの一例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 就職
  • 結婚
  • 子どもの誕生
  • 住宅購入
  • 子どもの独立
  • 転職
  • 定年退職

ライフイベントが発生すると、将来のマネープランが大きく変わります。例えば、子どもが誕生すると、教育費が必要になるでしょう。住宅を購入したときには、ローンの返済資金を準備しなければなりません。

収支の変化により、貯蓄での準備が難しくなる資金については、保険を活用した備えも必要になります。ライフイベントの発生により収支が影響を受けやすい40代は、将来のマネープランを考慮した保険の見直しを行うタイミングといえるでしょう。

医療保険に加入してから時間が経っている人が多いから

医療保険に加入してから時間が経っている人が多い点も、40代で医療保険の見直しが必要な理由です。

病気の治療方法や薬は日々進歩しています。そのため、加入から数年経った医療保険では、現在の医療事情に合った十分な保障を受けられない可能性があります。

医療保険に加入するタイミングはさまざまですが、「社会人になった」「結婚した」「子どもが生まれた」などの節目で加入する人も少なくありません。これらのタイミングで加入している場合、40代では加入から10年程度が経過していると考えられます。

医療保険への加入から数年が経過している場合には、まずは保障内容や保険料をあらためて確認しましょう。保障内容や保険料に過不足を感じるときには、見直しを検討することが大切です。

医療保険の見直しに悩んだら、「auマネープラン相談」がおすすめです。ファイナンシャルプランナーがライフプランやマネープランに基づいた提案を無料で行います。専門家に相談してみたい方は、お気軽にお申し込みください。

保険加入率と入院給付金の平均額

医療保険への加入を迷っている方の中には、医療費に対して一般的にどの程度の人が備えているかを知りたい方もいるでしょう。

ここでは、入院給付金が支払われる生命保険の加入率と、入院給付金の平均額を紹介します。医療保険への加入や保障内容について迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

入院給付金が支払われる生命保険の加入率

医療費への備えは、医療保険のほかに損害保険や預貯金、有価証券でも可能です。生命保険文化センターが実施した「2025(令和7)年度 生活保障に関する調査(速報版)」によると、医療保険に限らず、何らかの形で医療費に備えている方は、83.9%にのぼります。

そのうち、医療保険を含む生命保険で備えている方は、70.2%です。また、生命保険により備えている人の中で、特に医療費に備えられる疾病入院給付金の支払われる生命保険に加入している割合は、65.6%となっています。

ここで紹介したデータは40代に限ったものではありませんが、多くの人が保険を活用して医療費に備えていることがわかるでしょう。

参考:生命保険文化センター「2025(令和7)年度 生活保障に関する調査(速報版)」

入院給付金額の平均

生命保険文化センターが実施した「2025(令和7)年度 生活保障に関する調査(速報版)」において、「疾病入院給付金の支払われる生命保険に加入」と回答した人の疾病入院給付金日額の平均は、以下のとおりです。

区分 全体 男性 女性
入院給付金日額 8,500円 9,400円 7,900円

入院給付金日額の平均は、女性よりも男性のほうが高くなっています。なお、金額の分布を見ると、男女とも5,000~7,000円未満が最も多く、約3割を占めています。

また、「疾病入院給付金一時金の支払われる生命保険に加入」と回答した人の、疾病入院給付金一時金額の平均は、以下のとおりです。

区分 全体 男性 女性
入院給付金一時金 19万4,000円 21万5,000円 17万8,000円

入院給付金一時金の分布は、男性と女性のいずれも10~20万円未満が最も多くなっています。

医療保険を見直す際は、家計への負担を考慮したうえで、保険料と保障内容を決めることが重要です。保険料や保障内容について相談したい場合は、「auマネープラン相談」がおすすめです。ファイナンシャルプランナーへの無料相談を希望する方は、ぜひご活用ください。

参考:生命保険文化センター「2025(令和7)年度 生活保障に関する調査(速報版)」

40代の医療保険の選び方

40代で医療保険を見直すにあたっては、保険の選び方を押さえておく必要があります。ここでは、保険を選ぶ際に確認すべき、以下のポイントを解説します。

  • 保障内容
  • 保険期間
  • 払込期間

それぞれを詳しく見ていきましょう。

保障内容

医療保険を選ぶ際に確認すべきポイントの1つが、保障内容です。

保障内容は、商品によって異なります。仮に多くの保障が付いている保険を選んだとしても、自分に必要な保障が含まれていなければ、医療費への備えとして不十分になる可能性もあります。医療費に十分に備えるには、自分に必要な保障が入っている商品を選ぶことが重要です。

医療保険の保障は、大きく「主契約」と「特約」の2つに分けられます。ここでは、それぞれの概要を詳しく解説します。

主契約:保険のベースとなる保障

主契約とは、保険のベースとなる保障のことです。医療保険において、一般的に主契約に含まれる保障は、以下のとおりです。

  • 入院保障
  • 手術保障

入院保障には、給付金タイプと一時金タイプがあります。給付金タイプは、給付金日額が決まっており、入院日数に応じて給付金額が決定します。一時金タイプは、入院日数にかかわらず、契約時に決めた一時金の受け取りが可能です。

手術保障は、病気やケガで所定の手術を受けた際に、一時金を受け取れる保障です。一時金の金額は商品によって異なりますが、入院給付金日額を基に算出されるタイプもあります。

例えば、「手術給付金は入院給付金日額の10倍」と定められている医療保険で、入院給付金日額が8,000円の場合は、8万円(8,000円×10)の手術給付金を受け取れます。

特約:オプションで付加する保障

特約とは、保障内容を充実させるために、オプションで付加する保障です。特約の一例には、以下のようなものがあります。

特約の一例 概要
通院特約 病気やケガで入院し、退院後も通院治療を受けた際に、給付金を受け取れる
入院一時金特約 入院をしたときに、まとまった一時金を受け取れる
先進医療特約 厚生労働省が認めた先進医療を厚生労働省に届け出た医療機関で受けたときに給付金を受け取れる
女性疾病特約 乳がんや子宮筋腫など、女性特有の疾病にかかったときに給付金を受け取れる

医療保険によっては、主契約では給付金タイプの入院保障しか選べない商品もあります。入院時にまとまった一時金を受け取りたいときには、入院一時金特約を付加するとよいでしょう。

上記のほかにも、がん診断特約や特定疾病(3大疾病)保障特約などの特約があります。特に備えたい疾病がある方は、必要に応じて特約を付加してください。

なお、特約を付加すると、保険料は高くなります。保障内容を考える際は、保険料とのバランスを考えることも肝心です。

保険期間

医療保険を選ぶ際に確認すべきポイントの2つめは、保険期間です。保険期間とは、保障が続く期間のことです。

保険期間には、大きく分けて「定期型」と「終身型」があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

定期型:保険期間が一定の保険

定期型は、契約時に決めた期間の保障を受けられる保険です。5年や10年、15年など、一定の期間で満期が到来し、保障が終了する年満期と、「40歳まで」「60歳まで」など年齢を区切りとして満期が訪れる歳満期があります。

定期型のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 保険料が割安な傾向がある
  • 満期時に保険の見直しがしやすい
  • 満期を迎えると、保障がなくなる
  • 更新する場合は、保険料が上がる可能性がある

定期型のメリットは、終身型と同等の保障内容の場合、保険料が割安な傾向がある点です。また、満期が訪れた際に保険の見直しがしやすい点も、定期型を選ぶメリットといえます。

一方、満期を迎えると保障がなくなるため、保障が必要な人は更新、または新たな保険への加入が必要です。更新や新たな保険に加入する場合、保険料が上がる可能性があることは覚えておきましょう。

一定期間の保障を手厚くしたい方や、保険料を抑えたい方にとっては、定期型が有力な選択肢となります。

終身型:保険期間が一生涯続く保険

終身型は、一生涯にわたり保障が継続する保険です。終身型のメリット・デメリットには、以下があります。

メリット デメリット
  • 保障が一生涯続く
  • 契約時に決めた保険料が、途中で上がらない
  • 保険料が割高な傾向がある
  • 満期がないため、保険を見直すタイミングを取りづらい

終身型のメリットは、保障が一生涯続くことです。契約の途中で保険料が上がることがないため、資金計画を立てやすい点もメリットに挙げられます。

一方で、定期型と同等の保障内容の場合、保険料が割高な傾向がある点には注意が必要です。また、終身型は満期がないため、保険の見直しがしにくい特徴もあります。そのため、ライフイベントの発生や収支の変化が起きた際には、自分自身で見直しのタイミングを取ることが大切です。

一生涯にわたる備えを重視したい方や、一定の保険料で保障を続けたい方は、終身型を検討しましょう。

払込期間

払込期間とは、保険料を支払う期間のことです。払込期間には、「短期払い」と「終身払い」があります。

どちらの払込期間を選ぶかによって、1回に支払う保険料額が異なります。短期払いと終身払いのメリット・デメリットを確認し、家計の状況や資金計画に合った方法を選びましょう。

短期払い:保険料を支払う期間が決まっている保険

短期払いは、契約時に決めた一定期間または年齢まで保険料を支払うタイプです。短期払いのメリット・デメリットには、以下があります。

メリット デメリット
  • 総支払保険料を抑えられる
  • 払込期間終了後は、保険料の負担がなくなる
  • 1回に支払う保険料が高くなる

短期払いは、払込期間が決まっているため、終身払いと比較して総支払保険料を抑えられます。ただし、短期間で保険料の払込を終わらせるために、1回あたりの保険料が高くなる点には注意が必要です。

「家計にある程度の余裕がある」「収入があるうちに、多少高くても保険料の払込を終わらせて、将来の家計の負担を軽くしたい」という方は、短期払いが選択肢となるでしょう。

なお、短期払いの中には、一括での払込が可能な場合もあります。資金に余裕があり、総支払保険料をできるだけ抑えたいときには、一括払いを検討してみてください。

終身払い:生涯にわたり保険料を支払う保険

終身払いは、生涯にわたり保険料を支払うタイプです。終身払いのメリット・デメリットには、以下があります。

メリット デメリット
  • 1回に支払う保険料を抑えられる
  • 老後も保険料の支払いが必要になる
  • 総支払保険料が大きくなる可能性がある

終身払いは一生涯にわたり保険料を払い続けるため、短期払いと比較して、1回に支払う保険料を抑えられます。ただし、収入が減る退職後にも保険料の支払いが必要なため、老後の家計負担が増えることは覚えておきましょう。

また、終身払いでは、契約時に総支払保険料が確定していません。長生きをした場合には、総支払保険料が大きくなる可能性にも留意が必要です。

家計に余裕がなく、できるだけ毎月の保険料を抑えて契約したい方は、終身払いが適しているでしょう。

医療保険についてさらに詳しく知りたいのであれば、「auマネープラン相談」がおすすめです。家計の専門家であるファイナンシャルプランナーが、無料で保険相談を受け付けています。保険選びに迷っている方は、ぜひ一度相談してみてください。

40代におすすめの医療保険の特徴

医療保険の中でも、特に40代におすすめとされる保険の特徴には、以下があります。

  • 特定疾病に備えられる
  • 通院に備えられる
  • 収入があるうちに保険料の払込が終わる
  • 保険料の負担が大きすぎない

どのような保険が適しているかは、年代や家族構成などによっても変わります。それぞれのポイントを解説します。

特定疾病に備えられる

40代では、特定の疾病に備えられる医療保険が選択肢の1つになります。

医療保険は、特約を付加することでさまざまな疾病に備えられます。保障を手厚くしたい疾病がある方は、備えられる特約の有無を確認することが重要です。

ここでは、40代以上で気を付けたい3つの疾病と特約を解説します。

がん

がんは、正常な細胞の遺伝子が傷つき、身体の中で増殖する病気です。がんは何歳でも発症する可能性がありますが、特に40歳ごろから患者数が増える傾向にあります。

がんへの備えを手厚くしたい方は、「がん特約」を付加できる医療保険を選びましょう。がん特約では一般的に、がんと診断されたときに給付金を受けられます。

がん特約を付加するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
がん保険に加入するよりも、保険料を抑えられる がん保険と比較すると、保障が物足りない場合がある

がん特約は、単独のがん保険に加入するよりも保険料が抑えられる一方で、保障内容はがん保険より少ない場合もあります。

がんへの備えを考える際は、保障内容と保険料のバランスを考慮したうえで、医療保険にがん特約を付加するか、がん保険に加入するかを決めるとよいでしょう。

生活習慣病

生活習慣病とは、食事や運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣が原因とされる疾病のことです。一般的には、がんや心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病などが含まれます。

生活習慣病は、年齢を重ねるごとにリスクが高くなるといわれます。そのため、40代以上で医療保険を契約する際は、特約の付加を検討してもよいでしょう。

生活習慣病に備える特約のメリット・デメリットには、以下があります。

メリット デメリット
生活習慣病に幅広く備えられる 保障内容によっては、特約の保険料が高くなることもある

保障の対象となる生活習慣病は、保険によって異なります。例えば、3大疾病特約の場合は、がんと心疾患、脳血管疾患が対象です。7大疾病特約であれば、3大疾病に、糖尿病と高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎臓病が加えられます。

8大疾病特約は、7大疾病に膵疾患が追加されます。生活習慣病に備える特約を付加する際は、対象となる疾病を事前に確認することが重要です。

女性特有の疾病

女性特有の疾病とは、女性だけがかかる可能性がある疾病のことです。女性特有の疾病の一例には、以下があります。

  • 異常分娩(帝王切開等)
  • 妊娠・分娩にともなう合併症(妊娠中毒症等)
  • 子宮筋腫、子宮内膜症
  • 子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)
  • 乳がん
  • 卵巣がん

女性の場合、乳がんや子宮がんなどに罹患するリスクも少なくありません。女性特有の疾病を患った際に、安心して治療を受けたい方は、女性疾病特約も選択肢となるでしょう。

女性疾病特約のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
女性特有の疾病に手厚い保障を受けられる 保険料が高くなる

女性疾病特約の多くは、保険会社所定の女性特有の疾病等で入院・手術した際に、主契約の給付金に特約の給付金が上乗せされます。小さい子どもがいる方や、女性特有の疾病にかかった家族がいる方は、特約で備えると安心です。

通院に備えられる

通院に備えられる医療保険も、40代では有力な選択肢の1つです。病気やケガの治療は通院で行うケースが増えており、平均入院日数は減少傾向にあります。

例えば、がんの平均入院日数は年々減っており、2023年に厚生労働省が実施した「患者調査の概況」では14.4日でした。一方で、通院によりがん治療を受ける患者の数は増加を続けています。

働き盛りの40代であれば、通院によるケガや病気の治療と仕事を両立させなければならない場面もあるでしょう。治療期間が長くなると、治療費や交通費がかさむ可能性があります。また、治療のために遅刻や早退、欠勤が増えれば、収入が減るおそれもあります。

仕事をしながら、通院によるケガや病気の治療を安心して受けたい方は、通院特約を付加できる医療保険を選ぶとよいでしょう。

通院特約では一般的に、主契約である入院給付金を受け取り、退院後に入院の原因となるケガや病気の治療のために通院した場合に、給付金を受け取れます。給付の条件は、商品によって異なるケースもあるため、特約を希望する方は事前に確認しましょう。

参考:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」

収入があるうちに保険料の払込が終わる

収入があるうちに保険料の払込が終わる医療保険も40代におすすめです。

40代からは病気にかかる人や医療機関を受診する人が増えるため、生涯にわたる終身型の医療保険を検討する人も多いでしょう。

終身型の医療保険は、保険期間は一生涯ですが、保険料の払込期間は短期払いと終身払いから選べます。仮に、保険料の払込期間を60歳払込満了とした場合、60歳で保険料の支払いが終了し、以後は保険料の支払いなく保障を受けられます。

このように、収入があるうちに保険料の払込が終わる保険であれば、定年退職により給与収入がなくなったあとでも安心して保障を受けられるでしょう。

なお、特約を付加している場合、特約部分の保険料に関しては引き続き支払いが必要になるケースもあります。特約の取り扱いについては、保険料だけでなく、払込期間も確認すると安心です。

保険料の負担が大きすぎない

保険料の負担が大きすぎないことも、40代におすすめの医療保険の特徴として挙げられます。40代は、住宅ローンや教育費など、支出がかさむ年代でもあります。

国土交通省が行った「令和6年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅を購入した人の年間返済額の平均は144万8,000円、分譲集合住宅を購入した人では126万5,000円です。

また、文部科学省が行った「令和5年度 子供の学習費調査」によれば、公立高校に通う生徒の年間学習費(学費を含む)は平均59万7,752円、私立高校の場合は103万283円です。大学に通うのであれば、さらに数百万円の教育費が必要になります。

医療保険を契約するうえで重要なのは、払い続けられる保険料で契約することです。万が一保険料の支払いができなくなると、保険契約が失効し、保障がなくなるおそれがあります。

医療保険を契約する際は、将来のマネープランを考慮したうえで、無理のない保険料の商品を選びましょう。

40代に適した保険をさらに詳しく知りたい方は、「auマネープラン相談」がおすすめです。専門家への相談を通じて、自分にぴったりの医療保険を見つけましょう。

参考:国土交通省「令和6年度 住宅市場動向調査報告書」
参考:文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」

40代に必要な保障を確認し、自分に合った医療保険を選ぼう

40代は、医療機関の受診が増える年代です。また、ライフイベントが多いことや、医療保険の加入から時間が経っている人が多いことから、医療保険の見直しを行うタイミングといわれます。

医療保険を選ぶ際には、保障内容や保険期間、保険料の払込期間を確認することが大切です。40代の場合は、リスクが高いと感じる疾病に関する特約の有無や、通院保障の有無もあわせて確認しましょう。

医療保険の契約で重要なのは、無理なく保険料を支払い続けられることです。契約時には、保障内容と保険料のバランスを確認し、家計への負担が大きくなりすぎないように注意してください。

医療保険選びに迷ったら、「auマネープラン相談」がおすすめです。全国どこでも、無料でファイナンシャルプランナーに対面相談ができます。専門家のアドバイスを参考に、自分にぴったりのマネープランを見つけましょう。

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